Record China 2009年5月15日(金) 11時25分
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14日、米NASAが13日発表したところによると、中国の人工衛星破壊実験によって生まれた宇宙ゴミが、宇宙望遠鏡修理のために打ち上げられた米スペースシャトル「アトランティス」に衝突する可能性があったという。資料写真。
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2009年5月14日、米航空宇宙局(NASA)が13日発表したところによると、中国の人工衛星破壊実験によって生まれた宇宙ゴミが、ハッブル宇宙望遠鏡修理のために打ち上げられた米スペースシャトル「アトランティス」に衝突する可能性があったことがわかった。環球時報が伝えた。
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NASAによると、ハッブル宇宙望遠鏡修理のため米フロリダ州NASAケネディ宇宙センター(KSC)から11日(現地時間)に打ち上げられた「アトランティス」に衝突する可能性が指摘されたのは、中国が07年に行った人工衛星破壊実験によって生まれた直径約10cmの宇宙ゴミ。
アトランティス打ち上げ前には、「宇宙ゴミとの衝突の確率は200分の1より高い」と指摘したNASAの専門家もおり、NASAおよび同号の乗組員6人は宇宙ゴミの軌道に注目していた。当初、アトランティスの軌道を変更して、宇宙ゴミを避けるプランも検討されたが、NASAは最終的にその必要はないと判断した。
14日午前8時30分(北京時間)、宇宙ゴミはアトランティスから約3kmの位置をかすめて過ぎ去り、事無きを得た。NASAでは引き続き宇宙ゴミの軌道を追跡していくとしている。(翻訳・編集/HA)
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