2009年5月13日、信息時報によると、「90後（90年代生まれ）」の学生たちの驚きの授業風景を映した動画がネット上に流出し、話題となっている。

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「90後、教室での実態」というタイトルの動画は、ある高校の授業中の様子を1人の男子生徒が撮影したもの。彼の斜め前に座っている女子生徒は大きな教科書を立てて黒板前にいる教師の視線をさえぎり、こっそりとノートパソコンでビデオチャットをしている。数秒後、彼女は突然立ち上がり、そのまま教室から出て行った。これを撮影している男子生徒は、彼女のパソコンからイヤホンを引き抜くよう前の席の男子に指示。するとパソコンから「そんなこと言わないでくれよ」「このままじゃ、僕は生きていけないよ」という男の声が教室中に響き渡った。

この声に気づいた生徒たちはクスクス笑い出し、教師は女子生徒の机へ。教科書を手に取り、そこにパソコンがあるのを確認したとき、女子生徒が戻ってきた。平然と椅子に座る彼女に教師が「かなり深刻みたいだぞ。返事してやれ」と声をかけたところで動画は終了した。

ネット上では、この女子生徒の行為を「勇敢」とたたえたコメントが多いという。同時に教師についても「ユーモアがある」と褒めており、画面の隅に写っている最初から最後まで机に突っ伏したまま寝ていた同じクラスの男子にまでも、「ある意味、あっぱれ！」のコメントがついている。

しかし、「信息時報」のコメント欄には「情けない」「クズ生徒ばかり」「授業中にチャットする生徒と動画撮影する生徒、寝ている生徒、注意しない教師。これが授業なのか？」と非難する声が圧倒的に多い。（翻訳・編集/本郷）