今の日本人に恨みをぶつけるのは、正しい「愛国心」なのか―中国ブログ

Record China    2009年5月12日(火) 17時52分

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11日、海外在住の中国人男性がブログで、スイスで体験した日本人とのやり取りを通じ、日本人に対して過剰反応を示す自らの「愛国心」を省みた。写真はスイス。

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2009年5月11日、海外在住の中国人男性がブログで、スイスで体験した日本人とのやり取りを通じ、日本人に対して過剰反応を示す自らの「愛国心」を省みた。

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この男性はスイスの駅で一晩過ごすそうとベンチでウトウトしていたところ、突然前方からやって来た酔っぱらいの日本人の若者3人に「ここで寝るな!」とたどたどしい英語で命令された。「日本人に馬鹿にされるのだけは我慢できない」と応戦の構えを見せたところ、若者たちは一旦引き下がる。だが、男性は「これだから日本人は」と怒りが収まらない。

ところが、今度は英語が堪能な女性が3人を引き連れて再びやって来た。女性はまず、先ほどの「非礼」を詫び、男性が寝ようとしているその場所で3人が泥棒に遭ったばかりなので注意して欲しいと言う。馬鹿にしているのではなく「好意」であることを知った男性は、自らの日本人に対する過剰反応に気がついた。

そして、相手が日本人でなければこのような「誤解」をしただろうかと反省。旧日本軍に対する強い恨みをいつまでも今の日本人に向けていて良いのか、と自問した。(翻訳・編集/NN)

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。

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