母乳の授乳率が89%と高水準に、汚染粉ミルク事件が大きく影響―上海市

Record China    2009年5月12日(火) 13時15分

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11日、メラミンが混入した汚染粉ミルク事件の影響で、上海市では現在、母乳による授乳率が89%に達していることがサンプリング調査から明らかになった。資料写真。

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2009年5月11日、青年報によると、メラミンが混入した汚染粉ミルク事件の影響で、上海市では現在、母乳による授乳率が89%に達していることがサンプリング調査から明らかになった。

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「母の日」にあたる今月10日、上海市衛生局や上海市婦女保健所などの主催した、母子の健康と母乳の授乳促進をテーマとした報告会が上海で行われた。報告では、上海市での母乳の授乳率が89%に達していることが分かったほか、上海市では各医療機関も含め、人工ミルクの販売に反対するための不買運動が継続されていることも明らかにされた。

近年来、中国では母乳による授乳が減少しており、1995年には母乳による授乳が53.5%だったが、2005年には32.8%にまで減少し、人工ミルクによる授乳が年々増加していた。ところが、汚染粉ミルク事件などにより、乳児の安全性を最優先する動きが急速に高まり、上海市では1992年には母乳による授乳率はわずか12.7%だったが、次第に母乳で子供を育てる人が増え、今回の調査では飛躍的に増加した。(翻訳・編集/岡田)

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