ラサ暴動の放火犯に死刑判決=ダライ・ラマは「政治的」と批判―チベット自治区

Record China    2009年4月24日(金) 11時33分

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2009年4月21日、チベット自治区ラサ市中級法院で昨年3月14日のラサ暴動に参加した被告3人の判決が言い渡された。それぞれ執行猶予付き死刑判決、無期懲役、懲役10年の刑が科されている。写真はラサ暴動で被害を受けた家屋。

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2009年4月21日、チベット自治区ラサ市中級法院で昨年3月14日のラサ暴動に参加した被告3人の判決が言い渡された。それぞれ執行猶予付き死刑判決、無期懲役、懲役10年の刑が科されている。23日、BBC放送中国語サイトが伝えた。

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判決を言い渡されたのはチベット族の女性3人。ラサ暴動において女性店員5人が焼死した放火事件の罪を問われた。同事件は中国で広く報じられ、チベット問題に関する中国の国民感情を激化させる要因ともなった。裁判所は3人が自首し罪を認めたことをかんがみ、刑を軽減したという。

22日、米国に向かう途中、成田空港に立ち寄ったダライ・ラマ14世は記者会見を開いた。同氏は中国共産党による支配は法律の制限を受けない不当なものとコメント、中国での一切の出来事は共産党の支配下にあり、裁判での判決も政治的な理由に基づいたものと批判している。(翻訳・編集/KT)

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