中国は敵じゃない、「チャイメリカ」に続く共栄の道探れ―韓国紙

Record China    2009年4月23日(木) 16時24分

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21日、韓国紙・中央日報は、韓国政府は中国の勃興に恐怖を覚えるのではなく、ともに発展する道を模索するべきとの記事を掲載した。写真は今年4月、山東省科学技術館で開催された「2009年中韓文化交流活動」のイベント。

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2009年4月21日、韓国紙・中央日報は、韓国政府は中国の勃興に恐怖を覚えるのではなく、ともに発展する道、すなわち中韓国モデルを模索するべきとの記事を掲載した。22日、環球時報が伝えた。

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今月13日、ロイター社は韓国企画財政部が中国の勃興を危惧する内部資料を作成していたことを報じた。資料は中国に輸出市場を奪われる可能性を指摘、「(中国をモデルとする)「北京コンセンサス」の波及に対応するべく、韓国は先手を打って対外経済戦略を練る必要がある」と主張している。この記事を受けた環球時報の取材に、在中国韓国大使館は「(資料は)韓国政府の立場を示すものではない」と釈明している。

中央日報は「北京コンセンサスという概念は欧米発のもの。むやみに追従すれば韓国自身を傷つけることになる」と警告し、同じく欧米発の概念にはハーバード大学のニール・ファーガソン教授による「チャイメリカ(米中両国がここ10年の世界の経済成長を牽引し、主導的な立場に立ったことを示す造語)」という言葉があると主張、むしろ韓国も米国同様、中国との共存共栄を模索する「コリカ(韓国・中国)」を構築すべきだと提言している。(翻訳・編集/KT)

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