上海で彫り師として働く張さんは「今年になって英語のタトゥーを入れる客が突然増えた」と話す。彼女のアトリエを訪れる客の30〜40%が英語のタトゥーを希望するという。数日前もプロサッカーチームの選手に「I miss u forever」と彫ったと話す。
同じく彫り師の朱さんは、これまでに「Mr.Lonely」や「Best love in my life」「I belong to God and it bless me」などを彫ったことがあるという。朱さんは02年に上海市郊外にタトゥースタジオを設立。毎月20〜30人ほどの客が訪れるが、その多くが大学生で、なかには医者や大学教授、銀行家の客もいるという。施術の道具はすべて欧州からの輸入品で、平均費用は1000元(約1万4000円)ほど。英語の図案が好まれる理由は「母国語以外の言葉は神秘的で異国情緒があるから」だという。
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