2009年4月19日、中国新聞社によると、中国で生活スタイルの変化などが原因の生活習慣病が急増している。高血圧患者は1億6000万〜2億人、脂肪肝患者は1億3000万人、糖尿病患者は5000万〜7000万人にのぼるという。

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フランスの製薬大手サノフィ・アベンティスが開催したシンポジウムで中国疾病予防コントロールセンターの専門家が発表したところによれば、高血圧は中風と冠動脈疾患の主因となっており、2020年までにこの2つが病気での死因首位になると指摘されている。また、中国は中風が多い国で、中風による死亡率は世界で最も高く、冠動脈疾患による死亡率も世界で2番目に高いという。

専門家によれば、こうした病気が増加する背景には食生活や喫煙、体力の減衰、肥満など生活スタイルの変化が関係していると指摘されている。中国では近年、脂肪肝患者の増加も深刻で、糖尿病もインドに次いで2番目に多くなっている。また、心臓病や中風、糖尿病など生活スタイルの変化が原因と見られる疾病により、中国では2006〜2025年に5000億ドルもの損失が生まれると予測されているという。（翻訳・編集/岡田）