2009年4月15日、日本の人気タレント椿姫彩菜が、自著「わたし、男子校出身です。」の中国語版発売を記念して台北市で記者会見を行った。自由時報が伝えた。

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会場に登場した椿姫彩菜の「元男性」とは思えない姿に、集まった記者から驚きと感嘆の声が。日本では昨年大ヒットした自著本だが、台湾では日本語とまったく同じ意味の「我是男校卒業的女生」という題名で発売される。

会見の席で椿姫彩菜は、性同一性障害に悩んだ過去や、性別適合手術の費用を稼ぐため新宿歌舞伎町で働いた経験など、女性に生まれ変わる過程を克明に披露。また、同じく性同一性障害で苦しむ人や、さまざまな挫折に打ちのめされた人に対し、「勇敢に立ち向かって。頑張って生きてほしい」とのメッセージを本に込めたという。

椿姫彩菜によると、「わたし、男子校出身です。」の発売当時、書店のセクシー本コーナーで売られていたが、知名度が上がるにつれて子供も閲覧できる売り場に移されたのがうれしかったという。（翻訳・編集/Mathilda）