都市・農村・流動、人口分布は三つ巴に=30年以内に出稼ぎ工は3億増―中国

Record China    2009年4月16日(木) 8時59分

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19日、今後30年間に中国の人口分布はきれいに3分割されるという。都市部に5億、農村に5億、その両方を移動する流動人口が5億となる見込み。写真は農村からの出稼ぎ労働者。

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2009年4月19日、今後30年間に中国の人口分布はきれいに3分割されるという。都市部に5億、農村に5億、その両方を移動する流動人口が5億となる見込み。新華社の報道。

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現在、浙江省杭州市で開催中の全国流動人口計画生育会議で、国家人口計画生育委員会の王培安(ワン・ペイアン)副主任が語ったところによると、現在の中国は急速に進む工業化と都市化によって、人口流動が最も活発な時期に入っている。統計によると、中国の流動人口は82年の657万人から05年の1億4700万人へと、20年間で21倍にも膨れ上がった。同委の推計では、08年の流動人口は2億人を超える見通し。

王副主任は、今後30年間でさらに3億人の農村労働力が都市部へ流入する必要性があり、そうなると、国内の人口分布は都市部に5億、農村に5億、その両方を移動する流動人口が5億で、きれいな三つ巴を形成するという。しかし、大規模な人口流動は社会管理の安定性保持にとっては大きな問題となる。たとえば昨年下半期、国際的金融危機の影響によって多くの出稼ぎ工が失業し、故郷の農村部へ帰って行ったが、このような人口流動に対応する施策が急務とされる。(翻訳・編集/愛玉)

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