中国人120人をいっせい摘発=移民法違反で―ロシア

Record China    2009年4月15日(水) 15時48分

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14日、ロシア移民法に違反したとして、中国人120人が同国外バイカルスク村で身柄を拘束された。写真はロシアとの国境に位置する内モンゴル自治区満州里市。

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2009年4月14日、ロシアの現地メディアによると。このほど中国籍をもつ120人が同国の移民法に違反したとして、外バイカルスク村で拘留され、うち16人が強制送還された。中国新聞網が伝えた。

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ロシアの報道によると、4月7〜10日に同国の外バイカル地区移民局、内務局、国境警備局、警察局などの関連部門が共同で、外国移民に対する一斉検査を行った。ヘリコプターも動員される大規模な調査で、中国との国境に近い外バイカルスク村では、中国人120人の身柄を拘束し、罰金を科した。そのうちの16人に対しては強制退去を命じたという。拘束された者のうち多くはビジネスビザで入国し、そのままロシアの市場で商売を行っていたという。

ロシア連邦移民局が今年2月に公開した資料によると、現在同国には400万人にのぼる違法労働移民が存在している。経済危機の影響でロシア国内でも企業の操業停止や減産が相次いでいる。自国民の雇用確保のため、移民の入国制限政策を開始しており、その一環として今回の一斉検査は行われた。(翻訳・編集/岡田)

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