<手足口病>流行は収束の兆し、各地で拡大防止対策を強化―中国

Record China    2009年4月14日(火) 12時24分

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13日、中国で猛威を振るっていた手足口病が収束に向かっていることが、各地の医療衛生部門からの報告で明らかになった。写真は河南省。

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2009年4月13日、中国で猛威を振るっていた手足口病が収束に向かっていることが、各地の医療衛生部門からの報告で明らかになった。千龍網が伝えた。

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中国衛生部は10日、今年年初から4月7日までに中国国内で発生した手足口病は11万5618件で、うち重症例が773件、死亡例は50件だったと発表した。河南省、山東省、江蘇省、広西チワン族自治区、安徽省、広東省、河北省、湖北省、湖南省、浙江省での発生が80%を占め、主に農村地区で流行。患者は3歳以下の幼児が77.6%を占め、5歳以下までを含めると子供の比率は94.8%に達した。

こうした状況を受け、各地では中国衛生部の指導の下、幼稚園や小学校を中心に予防対策を強化。北京児童医院では専門の診察窓口を開設したり、広東省でも各小児病院に隔離スペースを設けたりするなど、感染拡大の防止に努めた。河南省では300人以上の専門家が感染地区に赴いて予防知識などを直接指導。山東省でも農村地区の保護者を対象に手足口病の知識を広める活動を行った。その他の省・区でも、園児や児童らに手洗いの徹底などを指導した。

その結果、これら10省・市・区の医療衛生部門からは「収束に向かっている」との報告が続々と寄せられているという。(翻訳・編集/NN)

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