建築界の巨匠自らが設計した博物館の公開式典―蘇州

Record China    2006年10月7日(土) 10時26分

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世界的に有名な貝聿銘氏最後の設計とも言われる蘇州博物館新館が完成し、公開式典が行われた。

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2006年10月6日午後、世界的に有名な建築家・貝聿銘(イオミンペイ・I.M.ペイ)氏が設計した蘇州博物館新館の公開式典が行われた。貝氏は蘇州市政府の官僚たちと共にこの式典に参加した。彼は中国生まれのアメリカ人で、アジア出身者の中で世界的に最も成功している建築家の1人。日本の丹下健三氏と並び、20世紀に彼を超えるアジアの建築家はいないとさえといわれるモダニズムの大家である。代表作にパリのルーブル美術館にある「ガラスのピラミッド」などがある。貝氏は幼年時代を蘇州で過ごしたことがあり、蘇州市政府の要請に応じて自らこの博物館を設計したという。現在彼は自ら設計することをやめたため、この新館は巨匠最後の作品ともいわれ、またこの建物は世界文化遺産の拙政園(せっしょうえん)を北に臨み、東に博物館旧館の忠王府(ちゅうおうふ)を臨んでいるため、位置的にも注目されている。蘇州博物館は1960年1月1日に設立され、蘇州地区で最大規模であり、内容も充実した総合博物館である。その新館は2003年12月に基礎部分が定められ、2004年4月に工事が開始された。敷地面積は約2万平方メートル。

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