2010年に人口1億人を突破、違法出産処罰を徹底へ―河南省

Record China    2009年4月13日(月) 9時1分

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10日、河南省政府が「全省人口・計画出産事業テレビ会議」を開催した。同省は2010年には人口が1億人を突破し、多方面にわたって問題が生じると懸念されている。写真は同省の玄関である鄭州駅。

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2009年4月11日、河南省政府が10日に「全省人口・計画出産事業テレビ会議」を開催した。同省の人口は2010年に1億人を突破すると予想されており、各方面に様々な問題が生じるだろうと案じられている。会議では、違法出産者は今後、その職業、知名度、貧富の差に関係なく処罰対象にすると発表した。河南省のニュースサイト「大河網」が伝えた。

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同省は中国で最も人口の多い省であり、08年末の総人口は9918万人。2010年には1億人を突破すると予測される。08年度の1平方キロメートルあたりの人口密度は594人で、これは全国平均の約4倍に当たる。中国全土の1.74%に当たる面積に、全人口の7.48%が暮らしている計算になる。

09年以降の年間平均出生人口は約120万人、12年頃には151万人と予測され、出生率は08年の11.42%から14.68%に上昇すると予測されている。このままでいくと経済、社会、資源、環境など多方面で問題が生じると予想され、同省にとって人口増加は切実な問題となっている。

会議では、2010年末の人口を1億100万人以内、2020年には1億700万人以内に抑えたいとして、計画出産奨励補助金の引き上げを実施し、出生率の抑制を目指す。また、違法出産者への罰金も決定した。(翻訳・編集/中原)

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