2009年4月7日、中国で結婚相手としての外国人男性人気に陰りが出ていることが、ある意識調査からわかったと報じられた。香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストの5日付の報道を環球時報が伝えた。

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調査によれば、外国人と結婚したいと思っている中国本土の女性は、2008年調査では42％にのぼったが、今回の調査では16％と大幅に減少し、海外に住む人と結婚したいという人も激減。海外に住む人や外国人が結婚相手としての魅力を失っているのは、愛国心からなどではなく、金融危機の影響がとくに深刻な海外の情勢を受けてのことだという。

一方、がぜん熱い視線が注がれるようになったのは、中国国内の「経済適用男」と呼ばれる男性たち。「経済適用」は「エコノミー」といった意味だが、教師やエンジニアなどの安定した専門職で「家庭を大事にし、妻を愛し、仕事に頑張る」という“慎ましやか”な男性を指し、理想的な結婚相手として注目されるようになっている。（翻訳・編集/岡田）