未成年者300人から密出国謀る偽造申請書、「蛇頭」が関与―中国

Record China    2009年4月8日(水) 14時21分

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7日、広東省の男2人が密出入国斡旋のブローカー組織「蛇頭」と共謀し、パスポートなど300人分の渡航申請書類を偽造していたとして逮捕されていたことが分かった。写真は06年11月に摘発された各種証明書の偽造拠点。

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2009年4月7日、羊城晩報によると、広東省恩平市に住む男2人が、08年6月に密出入国斡旋組織「蛇頭」(スネークヘッド)と共謀し、パスポートなど300人分のコスタリカへの渡航申請書類を偽造していたとして逮捕されていたことが分かった。

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08年5月以降、広東省から約300人の渡航申請を受けた在中国コスタリカ大使館が、提出された身分証や出生証の偽造に気づき、同年12月に当局へ通報したことで事件が発覚した。そのほぼすべてが未成年者で、いずれも父親か母親がコスタリカに住んでいるとの名目で申請されていた。

大使館から通報を受け、北京市警察当局が広東省に人員を派遣し捜査を開始し、提出された申請書類がいずれも偽造されたものであることや、申請した未成年者の親も中国国内にいることが判明。捜査を進めるうちに、海外の密出入国を斡旋するブローカー組織「蛇頭」が関係した組織犯罪であることが発覚し、今年2月18日、北京市と広東省の公安出入国管理部門が協力し、主犯格である男2人の逮捕に至った。(翻訳・編集/岡田)

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