2009年4月6日、「葉子」などのヒット曲で知られる台湾の女性歌手アサン（阿桑）が、乳がんのため亡くなった。享年34歳だった。NOWnewsが伝えた。

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アサンは2003年、S.H.Eやジョセフ・チェン（鄭元暢）出演のドラマ「薔薇之恋〜薔薇のために〜」で挿入歌「葉子」を歌い大ヒット。芸名および愛称の「阿桑」は、声域が広く声が「滄桑」（＝コロコロ変わる）ことから名付けられたという。

2003年のブレイク以降、2枚のアルバムを発表したアサンは、2006年に所属レコード会社・華研唱片（HIM）と契約満期後、活動拠点を中国に移行。昨年10月、中国でのコンサート後に体調不良を訴え、検査したところ末期の乳がんが発覚。故郷の台湾で治療を続けていたが6日朝、帰らぬ人となった。（翻訳・編集/Mathilda）