中国が4隻目の空母建造に着手、米キティホークに匹敵か―中国メディア

Record China    2018年1月19日(金) 11時20分

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中国メディアの新浪網は18日、同国にとって4隻目の保有となる航空母艦の建造が始まった可能性があるとする記事を発表した。写真は中国初の国産空母「001A」。

中国メディアの新浪網は18日、同国にとって4隻目の保有となる空母の建造が始まった可能性があるとする記事を発表した。

記事によると、建造場所は上海にある江南造船所。根拠として、同造船所が最近になり新たに8万トンクラスの大型船舶の建造場所を設けたことと、1万8000人分の進入許可カードを発注したことを挙げた。民間船・軍艦を含めて、それほどの人数の建造関係者を必要とするのは、大型空母以外にはないという。

中国は1998年、旧ソ連が建造に着手したが未完成になっていた空母をウクライナから購入し、改造した上で「遼寧」と命名して2012年に就役させた。2015年までには国産空母「001A」の建造に着手し、17年4月には進水させた。

国産としては2隻目、保有としては3隻目となる空母「002」の建造も2015年には始まったとされる。002は遼寧、001Aとは異なり、固定翼機を射出するカタパルトを搭載するとみられている。

003については、原子力空母との見方もある。ただし記事は003を「中国版キティーホーク」と評した。キティホーク級空母は2009年まで就役した、米国にとっての最後の通常動力空母だ。

記事は003について、「戦闘力としては米国の10万トンクラスの原子視力空母に追随」「中国は003の次には原子力空母を建造する」とする専門家の意見を紹介。003の完成は2025年前後になるという。(翻訳・編集/如月隼人

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