<ソマリア沖海賊対策>ハイテク艦船で構成の第2陣を派遣―中国

Record China    2009年4月1日(水) 14時16分

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1日、中国海軍は、ソマリア沖海賊取り締まり艦船の第2陣を派遣する。今回使用されるのは中国が自主開発したハイテク設備の艦船だという。写真は同軍のミサイル駆逐艦「深セン」。

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2009年4月1日、中国新聞社によると、アデン湾などソマリア沖の海賊取り締まりのため、中国海軍は4月2日に第2陣となる艦船を派遣する。今回の任務で使用されるのは、いずれも中国が自主開発したハイテク設備を搭載した艦船だという。

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第2陣艦隊は、中国南方の海域を通り、シンガポール海峡やインド洋を経て現地入りする予定。航行距離は約4600kmにおよび、昨年末に派遣された第1陣の任務を引き継ぐことになる。ミサイル駆逐艦「深セン」、ミサイル護衛艦「黄山」、総合補給艦「微山湖」のほか、ヘリコプター2機と特殊部隊など、総勢800人余りの人員で構成されている。海域を航行する中国籍船舶の安全を守ることや、国連世界食糧計画(WFP)の人道物資を輸送する船舶の護衛が主な任務になるという。

ミサイル駆逐艦「深セン」は、全長154m、幅17.1m、総排水量6580tで、中国が自主開発したハイテク武器システムを装備するほか、対潜ヘリZ-9Cを1機搭載している。また、ミサイル護衛艦「黄山」は、全長134m、幅16m、総排水量4053tで、同じくハイテク武器システムを装備するほか、対潜ヘリZ-9Cを1機搭載しており、いずれも海対空、対潜能力がきわめて高いという。(翻訳・編集/岡田)

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