落書、ポイ捨て、喫煙も平気!中国本土からの観光客のマナーに地元は辟易―台湾

Record China    2009年4月1日(水) 13時0分

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31日、台湾の有名な観光地・野柳地質公園内の岩壁に、中国本土からの旅行客が記念に刻んだと思われる落書きが見つかり、物議をかもしている。写真は名前が刻まれた同公園の岩壁。

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2009年3月31日、台湾の有名な観光地である野柳地質公園内の岩壁に、中国本土からの旅行客が記念に刻んだと思われる落書きが見つかり、物議をかもしている。台湾のテレビ局TVBSの報道を中国新聞社が伝えた。

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TVBSの報道によると、野柳地質公園には27日、中国本土からの団体ツアー客が何組か観光に訪れていた。その後係員が、園内の岩壁に「中国常州の趙根大」と簡体字で刻まれた人名の落書きを発見。この日園内では「常州市からのツアー客の皆様、集合してください」などの放送が流されていたことから、係員は中国本土からの旅行客が記念に刻んだと判断し、各ツアーのガイドに連絡した。ツアーのガイドは旅行客に対し、落書きをしないようその場で注意したものの、ある旅行客は「私は絶対そんなことはしません!そんな悪習慣は持ってません」と反発気味だったという。

公園には、器物への落書きが現行犯で見つかった場合、3000〜1万5000台湾ドル(約8700〜約4万3500円)の罰金を徴収する旨の規定があるものの、最近はこうした落書きや器物破損などが後をたたないという。またこれ以外にも、ごみのポイ捨てや所かまわずの喫煙など、マナー違反の旅行客が目立っており、台湾のメディアは「こうした悪癖は改善すべき」と注文を出している。

公園の係員は「岩壁へ刻まれた落書きは人力では消せないため、風化して消えるのを待つしかない。われわれにできることは落書きの予防強化だけ」と話し、傷つけられた岩壁を横目に無念の表情を見せていた。(翻訳・編集/HA)

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