<中国製品>UAEのTV局を買収、中東の新市場開拓に意欲―浙江省

Record China    2009年3月28日(土) 8時1分

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27日、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイのテレビ局を買収した中国人が、中東への進出を狙う中国企業を現地に紹介する番組を始めた。世界不況で欧米への輸出が激減する中、新たな市場開拓に意欲を見せている。写真は浙江省の電気メーカー。

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2009年3月27日、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイのテレビ局を買収した中国人が、中東への進出を狙う中国企業を現地に紹介する番組を始めた。世界不況で欧米への輸出が激減する中、中国企業は新たな市場開拓に意欲を見せている。浙江オンラインが伝えた。

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この中国人は浙江省温州市出身の王偉勝(ワン・ウェイション)氏。現地のテレビ局を買収し、新たに亜洲商務衛視(AABTV)を立ち上げた。同省の企業が中東に売り込みたい商品を紹介する番組「2009浙江外貿直通車」を来月から開始する。現地での「浙江ブランド」確立に意欲を燃やす王氏は、「中東ではまだ中国製品に対する認知度が低い。浙江省の良い製品を売り込めれば」と話す。同省の中東向け輸出は今のところ全体のわずか10%だが、「市場は比較的安定している」と今後の可能性に期待をかける。

ドバイには中東最大の自由貿易区(フリーゾーン)があり、外資を積極的に誘致している。AABTVの高度(ガオ・ドゥー)総裁によれば、ドバイには浙江省の企業だけで3万人以上が滞在。同番組では今後、毎日6〜8社の同省企業を紹介していく予定だ。(翻訳・編集/NN)

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