2009年3月27日、中国網によると、同日午前に行われた中国衛生部の記者会見で、中国での手足口病の感染状況が明らかにされた。

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会見には中国疾病予防センターの楊維中（ヤン・ウェイジョン）副主任など専門家が同席し、衛生部広報室の●海華（デン・ハイホア、●は登＋おおざと）主任が発表した。同主任によると、2009年1月1日から3月26日までに、チベットを除く30省・直轄市・自治区で報告を受けた手足口病の感染例は4万1846例で、重症感染は94例を数える。そのうち5歳以下の児童が93．96％を占めており、全体の75％がEV71型ウイルスによる感染で発病、26日までに報告された死亡例は18例だという。

山東省は3280例の感染が報告され、重症が39例。このうち、同省の●澤市（●＝くさかんむりに河）では1129例の感染が報告され、重症が36例だった。また、3月26日までに衛生部が受けた山東省での手足口病による死亡例は5例だが、そのうち同市での死亡例は4例に上っている。このほか、河南省も4761例の感染が報告されている。（翻訳・編集/岡田）