2009年3月25日、中国4大銀行の1つ、中国工商銀行（ICBC）は08年度の純利益が前年比35．2％増の1112億元（約1兆6000億円）になる見通しだと発表した。中国網が伝えた。

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同行は03年以降、6年連続で前年度の業績を大きく上回る成長を続けている。08年度は世界で最も収益性の高い銀行となった。同行は時価総額も世界一。EPS（一株当たり利益）は0．33元（約4円）だった。

しかし、姜建清（ジアン・ジエンチン）会長と楊凱生（ヤン・カイション）頭取は、「当面の経済危機を乗り切るため」として、両氏を含む経営陣5人が一律10．3％の給与返上を決めたことも明らかにした。（翻訳・編集/NN）