<高校生>親に従順な中国・「友達親子」な日本…違い浮き彫り―米韓など

Record China    2009年3月25日(水) 15時27分

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23日、日・中・韓・米4か国の高校生4862人を対象とした比較調査の結果が公表された。中国の高校生は、学習時間・健康概念・両親との良好な関係の3項目で4か国中1位となった。写真は学習塾に通う中国の学生。

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2009年3月23日、日本青少年研究所・中国青少年研究センター・韓国青少年開発院・米国アイデア・リソース・システムズの4機関が合同で、日・中・韓・米4か国の高校生4862人を対象とした比較調査の結果が公表された。法制晩報の報道。

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中国の高校生は、学習時間・健康概念・両親との良好な関係の3項目で4か国中1位となった。

学習時間は学校・自宅・塾での学習あるいは家庭教師による授業が含まれ、78.3%の中国人学生が学校での1日の学習時間が8時間以上、56.7%が自宅での学習時間を2時間以上と回答。これに対して、日本の学生は学校での1日の学習時間はほぼ8時間を超えず、自宅での学習時間が2時間以上としたのは20.5%にとどまった。なお、4か国の学生全体のうち50%が「勉強はハード」としている。

健康概念では、中国の96.8%が「栄養バランスのとれた食生活に気を使っている」と回答。

両親との関係では中国の94%が「両親に愛されている」とした。両親を尊敬し、両親の言うことをきき、両親と反目しあわないとのいずれの項目でも、中国人学生の肯定的な回答が目立った。一方、これらの項目では日本人学生の両親との希薄な関係が浮き彫りとなったと見えるが、日本は82.0%が「両親との会話が多い(4か国中1位)」としており、日本の親子関係は“友人関係”により近いものとみえる。

また、悩みの相談相手は4か国の学生とも「同性の友人」がトップ。同性の友人以外では他の3か国が「母親」としたのに対し、中国は「異性の友人」とした。さらに、中国人学生は「父親に悩みを相談するくらいなら、ネット上の友人に悩みを相談する」という傾向が見られた。(翻訳・編集/愛玉)

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