Record China 2009年3月25日(水) 5時23分
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23日、中国外交部は、翌月開催される金融サミット(G20)に出席する胡錦濤国家主席のスケジュールを発表。その日程にはサルコジ仏大統領との会談予定が含まれていない。写真は中仏関係悪化の一端を担ったともされる清代のブロンズ像(レプリカ)。
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2009年3月24日、中国外交部の何亜非(ホー・ヤーフェイ)副部長は23日、4月2日にロンドンで開催される金融サミット(G20)に出席する胡錦濤国家主席のスケジュールを発表した。しかし、そのスケジュールにはサルコジ仏大統領との会談予定が含まれていないことが明らかになった。環球時報が伝えた。
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何副部長は、23日の国内外記者に対する記者会見で「胡主席は4月1日から2日にかけてG20に参加し、演説を行うとともに米・英・ロシア・日本など各国首相と会談を行う予定になっている」と発表。しかし、発表されたスケジュールに、関係が悪化しているフランス・サルコジ大統領との会談予定が含まれておらず、注目を集めた。
仏AFP通信は「サルコジ大統領は中国の反対を押し切ってダライ・ラマとの会談を行い、これが中仏関係の悪化を招いた。さらに(清朝から略奪された)動物像のオークションを強行したことも関係がなかなか好転しない一因だろう」と分析している。
また、他の仏メディアは「G20をきっかけに中仏関係の改善を予想する関係者もいたが、まだ当分は正常に戻りそうもない」と伝えた。
一方、中国社会科学院欧州研究所の王振華(ワン・ジェンホア)研究員は「中国の態度は非常にはっきりしている。フランスが明確な姿勢を示さなければ、両国の関係改善は難しいだろう」としている。(翻訳・編集/HA)
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