長江デルタ、大気汚染が年々深刻化―中国

Record China    2009年3月25日(水) 8時58分

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23日、上海市気象局は長江デルタ地域の大気汚染が悪化の一途をたどっており、大気エアロゾル粒子とオゾンの大気中濃度も年々上昇していると発表。写真は南京市。

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2009年3月23日、「世界気象デー」のこの日、上海市気象局は長江デルタ地域(上海市と江蘇省南部・浙江省北部を含む、長江河口の三角洲を中心とした地域)の大気汚染が悪化の一途をたどっていると発表した。新華社サイト「新華網」の報道。

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長江デルタ地域の大気中に含まれる大気エアロゾル粒子(粉塵)濃度は年々上昇。深刻な大気汚染地区面積も拡大を続けている。さらに過去2年間で上海市の高濃度オゾン発生日数も著しく増加しており、市街地である徐家匯地区の観測点では07年7月に基準値を超える日が12日もあった。また21世紀に入って以来、上海市では大気汚染による視界不良が年間110〜140日も発生しており問題になっている。

上海市気象部門の関係者によると、長江デルタ地域では現在「大気成分観測ネットワーク」を作り、警報の発令システムを準備中とのこと。(翻訳・編集/本郷)

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