<中華経済>ア太地域のM&A、金額上位3件を中国企業が独占=案件数は日本がトップ

Record China    2009年3月24日(火) 0時37分

拡大

23日、09年第1四半期(1−3月)にアジア太平洋地域で発表されたM&A案件が287件と前年同期比で56%、前四半期比で38%減少したことが分かった。写真は豪鉱山会社オージー・ミネラルズを買収した中国五砿集団。

(1 / 2 枚)

2009年3月23日、23日付第一財経日報によると、M&A(企業の買収・合併)情報と調査サービスを提供するマージャーマーケット社は20日、09年第1四半期(1−3月)にアジア太平洋地域で発表されたM&A案件が287件と前年同期比で56%、前四半期比で38%減少したと発表した。M&A総額は545億米ドルで、それぞれ40%、46%減少した。

その他の写真

うちM&A額が大きかった上位3案件は、中国アルミによる豪リオ・ティントへの追加出資、バンク・オブ・スコットランド(RBS)による中国銀行からの出資撤退、中国五砿集団による豪鉱山会社オージー・ミネラルズの買収−−とすべて中国企業が関係した。

業種別ではエネルギー、鉱山開発、公共事業の3分野でM&A総額の45.2%を占めた。安いエネルギー資源を求め中国企業が海外攻勢を強めたことが背景とみられる。

M&A案件の数を国別にみると、日本が全体の28%を占めトップ。子会社の出資比率を引き上げる企業が多かったことがM&Aの増加につながった。中国は25%で、日本に次いで2位だった。(翻訳・編集/HI)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携