一般家庭の11.5%、家に毛沢東像を祀る=先祖の位牌12.1%に肉薄―中国

Record China    2009年3月22日(日) 10時20分

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20日、中国の市場調査機関・零点研究コンサルティンググループが実施した「中国市民の宗教信仰」に関する調査から、11.5%の一般家庭に毛沢東像がまつってあることが明らかになった。写真は済南市民の家に飾られた毛沢東像。

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2009年3月20日、中国の市場調査機関・零点研究コンサルティンググループが実施した「都市部住民の宗教信仰」に関する調査から、11.5%の一般家庭に中華人民共和国の「建国の父」とされる毛沢東の像がまつってあることが明らかになった。中国誌「南風窓」が伝えた。

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同グループは08年、北京市、上海市、広州市(広東省)、武漢市(湖北省)など中国40都市の住民を対象にサンプリング調査を実施。「家にまつってあるものは?」と質問したところ、12.1%が「先祖の位牌」と回答。11.5%が「毛沢東像」、9.9%が「仏像」、9.3%が「財運を呼び寄せる神」、8.8%が「土地の守り神」と答えた。

改革開放路線をスタートさせてからこの30年で、中国経済は飛躍的に発展した。変わりゆく時代のなかで、新しい価値観も生まれている。しかし調査結果からは、現代中国人が物質的な豊かさを追求する一方で、昔と変わらず先祖供養と毛沢東への崇拝は忘れていないことがうかがえた。(翻訳・編集/SN)

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