2009年3月19日、1年間に文化・芸術・学術・スポーツなどの方面で活躍した中国人を選ぶ「2008影響世界華人大奨」（世界に影響を与えた中国人賞）が発表され、四川大地震の復興活動に専念したアクションスターのジェット・リーが選ばれた。京華時報が伝えた。

【その他の写真】

「影響世界華人大奨」は、香港のフェニックステレビ（鳳凰衛視）はじめ、中国新聞社、解放日報、香港文匯報、ポータルサイトの捜狐（SOHU）など中華圏を代表するメディアが共催するもの。毎年、1年間に活躍が認められた約10人が選ばれている。

ジェットは昨年5月に発生した四川大地震を受けて、1年間の芸能活動休止を宣言。自身が立ち上げたチャリティー組織「壹基金」として復興活動に全力で取り組み、同組織からすでに8000万元（約11億円）を被災地に寄付している。ジェットによると、間もなく映画界復帰する予定だが、チャリティー活動は自身のライフワークとして継続するという。（翻訳・編集/Mathilda）