退職した「国家級幹部」が台湾訪問か、「客家フォーラム」から招待―中国

Record China    2009年3月19日(木) 15時36分

拡大

18日、今月21日から台北で開催される第3回「両岸(中台)客家トップフォーラム」に中国の国会副議長に相当する要職を務めた大物が招待されたことが分かった。写真は許前全人代副委員長。

(1 / 8 枚)

2009年3月18日、今月21日から台北で開催される第3回「両岸(中台)客家トップフォーラム」に許嘉[王路](シュー・ジアルー)前全国人民代表大会(全人代)常務副委員長(国会副議長)が招待されたことが分かった。福建省のニュースサイト・台海網が伝えた。

その他の写真

許氏は今年72歳。全人代の副委員長も務めた「国家級幹部」だ。中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の李維一(リー・ウェイイー)報道官は17日、今回の件について「許前副委員長はすでに退職しているので、台湾行きは本人の意思を尊重する」とコメントした。

記事は、温家宝(ウェン・ジアバオ)首相が先日、「台湾に行けるのなら這ってでも行きたい」と発言したことを挙げ、「今回の訪問が実現すれば、退職した国家級幹部の台湾訪問という前例ができることになる。温首相の退職後も同様のことが可能だ」と指摘した。

本フォーラムには中国本土や海外から専門家約170人が参加。主催者側は開会式に台湾の与党・国民党の呉伯雄(ウー・ボーシオン)主席を世界客属総会会長として招待する意向を示している。台湾行政院客家委員会の黄玉振(ホワン・ユージェン)主任委員も出席する予定だ。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携