2009年3月7日、新華社は女子大学生の就職活動における厳しい現状を報じた。ある企業は「容姿が整っていること」を条件に挙げており、申し込むことすらできない者までいたという。

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6日、江蘇省学生募集・就職指導サービスセンターでは江蘇省教育庁、江蘇省婦女連合会主催の就職説明会が行われた。80社以上が1500以上の求人を予定、女性新卒予定者が詰めかけ、午前中だけで2000人を超えるにぎわいとなった。

しかし冷え込む雇用市場を反映してか、厳しい条件を課す企業も多い。ある企業は「身長165センチ以上、容姿端麗、メガネをかけていないこと…」など容姿に関する厳しい条件を定めていた。会社フロントや接客、接待スタッフの募集で、月給1200〜2400元（約1万7100円〜3万4200円）という条件に多くの女子大生らが興味を示していたが、その条件を聞いてあきらめる者も少なくなかった。

その一人に話を聞いたところ、「わたしは顔に吹き出物があるし、メガネもかけています。今年は就職が厳しいからサービス関係の仕事でも仕方ないかと思いましたけど、こんな条件があるのではきっと無理ですね」とこぼしていた。同社以外でもなんと一部行政機関の募集でも容姿が条件に挙げられていた。ある学生によると、行政補助員の職に募集したところ、「容姿端麗で性格がいいこと」が条件に挙げられたという。

また理系女子大生の就職が厳しいことも特徴。男性ならば比較的容易に仕事が見つかる専門分野でも、女性だとなかなか仕事が見つからないという。ある女子大生は「企業は女性を弱いものだと決めつけている」と怒りを露わにしていた。（翻訳・編集/KT）