Record China 2009年3月8日(日) 8時41分
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6日、中国商用飛機有限責任公司の呉光輝副社長は、中国初の国産大型ジェット旅客機の名称が「C919」になることを明らかにした。写真は中国初の国産ジェット機「ARJ21」。
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2009年3月6日、新華社通信(電子版)によると、中国商用飛機有限責任公司の呉光輝(ウー・グアンホイ)副社長は、中国初の国産大型ジェット旅客機の名称が「C919」になることを明らかにした。
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呉副社長は、「C919」という名前の由来について、「C」は中国(China)の頭文字であると同時に、同社の英語表記(Commercial Aircraft Corporation Of China)の頭文字でもあると説明。さらに、国際的な航空機メーカー、エアバス(Airbus)とボーイング(Boeing)に肩を並べるという期待を込めて、2社の頭文字A、Bに続く「C」を採用したと紹介した。
また、「C919」の最初の「9」は、中国語で「長い時間」を意味する「久」と同じ発音であり、四字熟語「天長地久(天地が永久に存在するようにいつまでも変わらないという意味)」にあやかったもの。後半部分の「19」は最大搭乗人数が190人であることを意味しているが、この「19」は将来290人乗りが開発されれば「29」に変わり、その時の名称は「C929」になるという。
呉副社長によると、「C919」の開発にあたり、エンジンや搭載機器などについては全世界を対象に入札を行い、外国航空機メーカーとも積極的に協力して行く。完成までに8年前後を要するが、同時に中国航空機産業の発展を目指して行きたい、としている。(翻訳・編集/HA)
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