中国での「エアバス社との契約不履行」報道、実は誤報と指摘―マレーシア華字紙

Record China    2009年3月4日(水) 10時33分

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2009年3月2日、マレーシアの華字紙・星洲日報は2日付で中国各紙が伝えた「中国がエアバス社との購入契約不履行」のニュースは誤報であったと報じた。写真は2006年、広州市でお披露目されたエアバスA330。

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2009年3月2日、マレーシアの華字紙・星洲日報は2日付で中国各紙が伝えた「中国がエアバス社との購入契約不履行」のニュースは誤報であったと報じた。

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2日、中国各紙は「今年、中国はエアバス社からの購入契約150機分を履行せず」とのニュースを大々的に報じた。同ニュースは2月25日のブルームバーグ通信の報道を引用したものだが、原文は「エアバス社は2005年から延期されていた(中国との)4回目となる販売契約締結を目指している。発注数は150機を超える見込み」という正反対の内容であった。

星洲日報は「誤報」がこれほど大きく取り上げられた背景として「仏中の関係悪化が注目されていること」を挙げている。中国各紙はエアバス社との契約不履行の背景として、サルコジ仏大統領のダライ・ラマ14世との会見以来続く両国関係の悪化が影響していると示唆していた。

2日、エアバス社関係者は第一財経日報の取材に答え契約不履行の事実を否定した。ブルームバーグ通信が伝えた150機の契約についても、エアバス社のある関係者は「たんなるうわさであり、いかなる協定も締結されていない」と否定している。(翻訳・編集/KT)

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