鉄道開通でチベット旅行が大ブーム ポタラ宮は入場制限―チベットラサ市

Record China    2006年9月28日(木) 12時9分

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窓の外に、昼も夜も美しいポタラ宮がたたずんでいる。入場制限があるため、入るには前日にチケットを買う方がよい。

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2006年9月、チベット自治区の省都・ラサ市の気候が涼しさを増してきた。チベット鉄道が今年7月1日に開通してから、これまでに45万人を超える観光客が訪れ貨物10万tが輸送された。ラサの商業的雰囲気も日に日に濃厚になり、7月からは多くのバーや喫茶店が開店し、チベット鉄道の開通によりラサの経済も急に好転したかのようだ。間もなく国慶節を迎え、上海市と広東(かんとん)省広州(こうしゅう)市からラサへの便が運行開始となる。ラサは今最も注目されている観光地の一つに違いない。国慶節の連休期間中には、約10万人の観光客がラサを訪れると予想されており、これはラサが迎えた史上最多の人数である。しかし観光客の急激な増加についていけない観光施設もある。特に有名なポタラ宮は文化財を保護するため、毎日の入場人数を制限すると発表、1日あたり500名のみの受け付けとなる。そのため観光客たちは1日早く並んで、1枚100元(約1500円)のチケットを買って見学準備をしている。

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