Record China 2009年2月25日(水) 13時4分
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23日、ウォン安の韓国は日中両国の観光客であふれているが、繁華街の明洞(ミョンドン)では中国語で「窃盗禁止」と書いた表示を店内に掲げる店が出現したと伝えられた。写真は広東省仏山市で逮捕された窃盗団。
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2009年2月23日、環球時報によると、韓国ソウル市の繁華街、ミョンドン(明洞)ではウォン安の影響から中国と日本の観光客で連日にぎわっているが、一部のデパートや商店ではわざわざ中国語で「監視カメラ作動中」や「窃盗禁止」といった表示を掲げており、中国人観光客の怒りを買っている。
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23日付の韓国紙「毎日経済」は、この注意書きに憤慨している中国人女性観光客の言葉を紹介した。「わざわざ中国語で書いてあり、われわれ中国人を全員泥棒と見なしている感じを受ける。日本人観光客のような格好をしていると店員はとても親切だが、中国人と分かったとたんに冷淡な態度をとる」と話す。ミョンドン地区のある店主は「中国人観光客は品物選びに時間がかかるため監視しにくい。過去に若い中国人が万引き事件を起こしたことがある」と説明している。
だが同紙はこうした商店側の対応について「せっかく韓国に来てくれた中国人観光客の感情を逆なでする行為。彼らが2度と来なくなったら韓国にとって大打撃だ」と指摘。今後は中国人観光客を見下すような態度を改めるべきだと主張している。
韓国人の中国人蔑視はこれまでにも度々指摘されてきた。環球時報が以前実施した調査では、67%の在韓中国人が「韓国人は中国人に偏見を抱いている」と答え、40%が「韓国人から蔑視されていると常に感じる」と答え、53%が「時々感じる」としている。(翻訳・編集/本郷)
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