2009年2月14日、雲南網によると、雲南省紅河ハニ族イ族自治州蒙自県で13日夜、酒に酔った警察官の乗る車がバックした際、後ろにいた車と接触しそうになった。そのことが原因で口論となり、警察官が民間人を射殺するという事件が起きた。

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事件を起こした警察官は、自家用車で友人と飲食店を訪れ食事をし、酒を飲んでいた。食事を終えて車で出ようとバックした際、後ろにいた別の車と接触しそうになったことが原因で、警察官と車の持ち主の男性との間で口論に。警察官は男性を殴打した上、所持していた拳銃を男性に向けて3発発射。いずれも命中し、男性は病院に運ばれたがまもなく死亡した。

政府公安部や省、自治州、県など各政府は事態を重く見て、事件の真相究明を指示。また、綱紀粛正を強化するとともに、被害者の家族への対応に追われている。男性を射殺した警察官は殺人容疑により身柄を拘束され、取り調べを受けている。

射殺された男性は自宅から40km以上離れた職場に勤めていたことから、帰宅するのは半月に1度だった。事件が起きた翌日のバレンタインデーは妻と過ごそうと約束していたという。（翻訳・編集/岡田）