Record China 2009年2月17日(火) 16時39分
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16日、中国で未婚者が増加し、結婚紹介産業が急成長している。統計によると男性独身者の数が女性を上回るというアンバランスも一因だが、悪質な業者もみられるという。写真は湖南省株洲市に出現した「愛の横断歩道」。
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2009年2月16日、環球時報によると、台湾紙・中国時報は15日、「中国で未婚者が増加、結婚紹介産業に大きなチャンス」との記事を掲載し、中国の恋愛・結婚事情を紹介した。
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記事では、中国には未婚者数に関する公式データはないため、中国人民大学人口・発展研究センターが07年に発表した「現代中国青年人口発展状況研究レポート」を参考にしている。同レポートによると、15〜29歳までの総人口に対する未婚者の割合は、1995年には51%だったものが、2000年には59%、2005年には66%に増加。また同15〜35歳までの未婚者の割合は95年が38%、00年が40%、05年が45%とこちらも年を追うごとに増加している。一方、男女比で見ると、05年の15〜29歳の未婚者の男女比は72対59で、同15〜35歳では51対40といずれも男性の独身者が極端に多くなっている。
こうした状況を反映して、ここ数年、インターネット上で「伴侶探し」「結婚相談所」関連のサイトが激増。多くの業者がビジネスチャンスと捉えて参入して来ており、成長率は毎年60%以上を記録、今年の市場規模は7億元(約91億円)を超えると推測されている。
しかし一方で、売春のあっせん・仲介をするような悪質業者も後を絶たず、問題は多い。また、紹介内容と「実物」に著しい差があったことを理由に退会・返金の問題が頻繁に生じるなど、解決すべき課題も多いと言われている。(翻訳・編集/HA)
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