市民が殺到、3分で取り分けられた巨大月餅―四川省成都市

Record China    2006年9月26日(火) 19時1分

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無料で配られる月餅を目当てに、数千人もの人々が四川月餅節の会場を訪れた。

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2006年9月26日、四川(しせん)省成都(せいと)市の沙湾(シャワン)成都国際会展センターで、四川月餅節が開幕した。朝7時、センターの前には大勢の市民が並んでいる。彼らの狙いは無料で振舞われる大きな月餅だ。午前9時までに、なんと待つ人は数千人にも達した。午前9時30分、どらと太鼓の音とともに門が開くと、人々はなだれをうって会場に駆け込んだ。この日最も注目を集めたのが巨大なマツの実入り月餅だ。これは直径が1.2m、重さは242kgもあり、50kgのマツの実と40kgの小麦粉、1000個の卵を材料として、8名の職人が5日間かけて制作したものだという。9時45分、人々が待ちに待った月餅の試食が開始された。待ちきれない市民が殺到したため、現場の秩序を守ろうと、組織委員会は従業員数十人のほかに100名の警備員を動員し、人の壁を作り混乱を防いだ。たった3分の間に、この242kgのジャンボ月餅は全て人々の手に分けられたという。

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