Record China 2009年2月14日(土) 16時5分
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13日、中国国家洪水・干害防止総指揮部は、華北地区や山東半島などに降った2度の雨によって干ばつ被害がいくぶん緩和されたことを明らかにした。写真は河北省保定市の麦畑。
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2009年2月13日、中国新聞社によると、中国国家洪水・干害防止総指揮部(国家防総)は、華北地区や山東半島などに降った2度の雨によって干ばつ被害がいくぶん緩和されたことを明らかにした。
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同部の発表によると、北方地区に今月7−9日と12日に降った2度の雨の影響などで、全国で干ばつ被害を受けている耕作面積は13日現在でピーク時より259万ヘクタール(ha)減少し813万haに、重度の被害面積は同148万ha減少し221万haになった。飲料水不足に直面している住民は485万人、家畜254万頭となった。
また、河北省、安徽省など冬小麦の主要生産地8省で干ばつ被害を受けている耕作面積は、ピーク時より318万ha減って707万 haに、重度の被害面積は同159万ha減少し203万haとなった。
国家防総秘書長を兼務する水利部の鄂竟平(ウー・ジンピン)副部長は13日に開催した干ばつ対策会議で、「早期の干ばつ対策や降雨によって干ばつ被害はいくぶん緩和されたものの、今後も333万 ha以上が重度の干ばつに陥る可能性がある」とし、各地区の状況を十分に把握して早めの対策を取るよう改めて指示した。昨年12月下旬以降、中国政府が干ばつ対策に投入した資金は累計40億元(約520億円)に達している。(翻訳・編集/HA)
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