2009年2月9日、韓国紙・朝鮮日報は「今や世界で3本の指に入る中国の自動車産業」と題した記事で、驚異的なスピードで発展する中国自動車産業の実態を報じた。環球網が伝えた。

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世界に立ち遅れていた中国の自動車産業は破竹の勢いで発展を続けている。08年の生産台数は934万台で、日本（1150万台）、米国（1070万台）に次ぐ世界第3位。5位の韓国（400万台）の2倍以上に達した。中国の自動車メーカーが世界的な経済危機で瀕死の状態に陥っている米大手自動車メーカー、ゼネラズ・モーターズ（GM）やフォード・モーターを買収する噂も流れている。こうした流れについて、韓国・三星経済研究所は最新報告で「買収が実現すれば中国はブランド、技術、米国市場を手に入れることができる。まさに『一石三鳥』だ」と指摘した。

海外の自動車メーカーが中国に進出する際、中国企業との合弁でなければ認められない。海外の先進技術を中国企業に吸収させたいからだ。同研究所は、技術を提供しなければ市場に参入させない中国政府の「交換政策」が、「中国自動車産業の発展の一助を担っている」と指摘した。（翻訳・編集/NN）