<中台>「2つの故宮」が本格交流、10月には合同展開催か―台湾

Record China    2009年2月10日(火) 14時58分

拡大

9日、台北故宮博物院の周功シン院長が14日から北京を訪問し、北京故宮博物院のトップと今後の交流計画について話し合うことが分かった。双方トップによる正式な交流は1949年の中台分断後初めて。写真は台北の故宮博物院。

(1 / 8 枚)

2009年2月9日、台湾の中央通訊社によると、台北故宮博物院の周功●(=品の口が「金」、ジョウ・ゴンシン)院長が14日から北京を訪問し、北京故宮博物院のトップと今後の交流計画について話し合う。双方トップによる正式な交流は1949年の中台分断後初めて。中国新聞網が伝えた。

その他の写真

双方は収蔵品の相互貸し出しや合同展覧会の開催などについて協議を行う。3月には北京故宮博物院の鄭欣●(=品の口が「水」、ジョン・シンミャオ)院長も台北を訪れる予定だ。今年10月に台北で開かれる清朝皇帝「雍正帝」の特別展が初の合同開催となる見通し。北京側の収蔵品が台湾に貸し出される形となる。

台北故宮博物院の収蔵品は第2次大戦後、共産党との内戦に敗れた国民党によって北京故宮博物院から持ち出されたもの。中国政府は返還を求めているが台湾側は応じていない。そのため、台湾の劉兆玄(リウ・ジャオシュエン)行政院長(首相に相当)は中国本土への貸し出しについて「本土側が差し押さえ免除に同意しなければ実現は難しい」と述べている。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携