Record China 2009年2月10日(火) 10時19分
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2009年2月9日夜、北京市の中国中央電視台(CCTV)新社屋の北付属ビルで火災が発生した。高さ159メートルの高層ビルが炎の柱と化し全焼した。打ち上げ花火により引火した可能性が高いという。写真は炎上するCCTV付属ビル。
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2009年2月9日夜、北京市の中国中央電視台(CCTV)新社屋の北付属ビルで火災が発生した。高さ159メートルの高層ビルが炎の柱と化し全焼した。新華社が伝えた。
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火災が発生したのは午後9時前のこと。目撃者の証言によると、北付属ビルの中下層から火の手は上がったという。炎はビル全体に延焼を続け巨大な火の柱と化した。出火後間もなくあたりは封鎖され消防活動が実施された。消防士6人が負傷している。ビルからは30人が救出されたと伝えられるが、死者は報告されていない。
傾いた二つのビルが上空で連結するCCTV新社屋ビルは米タイム誌が選ぶ中国建築10大奇跡に選出された、北京市の新たなランドマーク。そのすぐ北側に位置する付属ビルが火災の現場となった。同ビルは低層部にはテレビ文化センター、高層部にはホテルが設けられることが決まっており、すでに外装工事は終了、年内開業に向け内装工事が進められていたところだった。
9日は中国の祝日・元宵節。祝日を祝うため、市内各所では花火が打ち上げられていた。ある目撃者は打ち上げ花火が火災の原因だった話しているが、現時点で警察は慎重な姿勢を崩していない。今後、花火の可能性を中心に捜査を進めていくもようだ。(翻訳・編集/KT)
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