Record China 2009年2月8日(日) 20時19分
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2009年2月6日、ロイター通信は「ニセモノがトレンドに!パクリが席巻する中国」を配信した。写真はスターバックス(中国名は星巴克)とそのコピーブランド・上海星巴克の看板。
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2009年2月6日、ロイター通信は「ニセモノがトレンドに!パクリが席巻する中国」というニュースを配信した。環球時報が伝えた。
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昨年の流行語に「山寨」という言葉がある。コピー、モノマネを意味する言葉だが、必ずしもマイナスイメージではなく、「安価でいいものが買えるならばいいではないか」という開き直って使われるケースも多い。ある北京市在住の学生は「山寨はニセモノじゃなくて真似ているだけ。知的所有権侵害ではない」と話し、「オリジナリティには欠けているかもしれないけど、そんなに悪いものではない」と評価していた。
こうした「山寨」ブームを背景に、サムソンをパクったサムシン、アディダスをパクったオディドスやアヴィヴァス、ナイキをぱくったハイキ、ライキ、マイキなどのコピーブランドが中国を席巻している。
多くのハリウッド映画が公開前には海賊版DVDとして販売されてしまう現状を米国及び欧州連合(EU)は批判、中国政府に改善するよう申し入れている。中国政府は努力を約束したものの、発展途上国であることからその解決にはなお数年が必要だとコメントした。もっとも「山寨文化」などとコピーやパクリを誇るような考えがあるうちは根絶は難しいものだろう。中国独自のブランドを生み出すため、知的所有権侵害は中国の不利益になるとの考えを啓蒙することができるかが鍵となりそうだ。(翻訳・編集/KT)
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