<鳥インフル>退院した感染女児、完治までの医療費100万元は無料に―山西省太原市

Record China    2009年2月7日(土) 13時16分

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2月6日、山西省で今年1月に鳥インフルエンザ感染が確認された当時2歳の女児は健康を回復し今月3日に無事退院したが、完治までの21日間にかかった医療費は100万元を超えたという。写真は08年4月に認可されたヒト用鳥インフルエンザワクチン。

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2009年2月6日、浙江在線によると、山西省太原市で今年1月17日に鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)感染が確認された当時わずか2歳の女児は、同省児童医院と太原市第4人民医院での21日間の入院治療で健康を回復。1月27日に3歳の誕生日を迎え、今月3日に無事退院した。

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2月5日、太原市第4人民医院規律委員会の李書記は当日の様子を「病院側は退院の記者会見を開き、中国中央電視台(CCTV)や山西電視台など多くのメディアが取材に来た」と話している。女児は1月7日に発病。地元病院から14日に山西省児童医院へ転送された。同医院の医師らは、患者に家禽市場での鳥類接触の事実があることや、女児の母親が重度の肺炎で死亡していることなどから、原因不明の肺炎に罹患している可能性があると判断。専門チームを結成して治療にあたった。

1月17日、女児の鳥インフルエンザ感染が確認されたため、ただちに指定病院である第4人民医院に患者を転送。北京から派遣された専門医が治療にあたり、タミフルの投与や血漿交換療法などを行った。李書記によると、女児の治療にかかった費用総額は退院までに100万元(約1300万円)を上回ったが、患者には請求しないとしている。(翻訳・編集/本郷)

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