史上最強の「居座り事件」再び!開発強行で住居が陸の孤島に―中国

Record China    2009年2月5日(木) 10時52分

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2009年2月、世界を驚かせた「史上最強の「居座り」事件」から間もなく2年。重慶市で再び同様の立ち退き拒否住民が現れたという。写真は「陸の孤島」となった立ち退き拒否住居。

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2009年2月、世界を驚かせた「史上最強の「居座り」事件」から間もなく2年。重慶市で再び同様の立ち退き拒否住民が現れたという。4日、中国メディア・東方ICが伝えた。

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「史上最強の『居座り』事件」が起きたのは2007年3月のことだった。商業ビル建設予定地の住民が補償金額で業者と折りあわず立ち退きを拒否、業者は強硬に基礎工事を始めたため、立ち退き拒否住居のまわりが深く掘り下げられ、まさしく「陸の孤島」のような状態となった。誰もが目を疑う衝撃的な絵面であること、中国の急成長のひずみを象徴する事件であることから世界的な注目を集め、日本でも大々的に報道された。

今回報じられた立ち退き拒否案件も周囲の整地が一方的に進められており、完全な陸の孤島状態。いまにも崩れそうな住宅には「市民の合法的な私有財産を侵犯することは許されない」との垂れ幕が下がり、中国国旗が掲げられている。(翻訳・編集/KT)

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