Record China 2009年2月2日(月) 13時56分
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2009年1月、国際ジャーナリスト連盟(IFJ)は報告書を発表。同報告書は、北京五輪招致の公約であったメディアの自由は結局実現されなかったとして、中国を批判している。写真は鄭州市政府記者会見を取材する記者。
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2009年1月31日、英BBC放送中国語サイトによると、国際ジャーナリスト連盟(IFJ)はこのほど、報告書「中国における五輪の挑戦 2008年のメディアの自由」を発表した。同報告書は北京五輪招致の公約であったメディアの自由は結局実現されなかったとして、中国を批判している。
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同報告書は、具体的な事例から中国政府のメディア規制を検証している。昨年3月のチベット暴動では外国人記者の現地取材を規制したほか、事件直後に現地に到着した香港の記者の写真を押収した。5月の四川大地震では、初期には比較的自由な取材が許可されたものの、後には死亡した学生の保護者を長期取材していた外国人記者が追い払われている。またインターネット規制も継続されており、五輪期間中だけは英BBC中国語サイトなどへのアクセスが可能だったが、その後再び禁止された。
このほかにも人権活動家・胡佳(フー・ジャー)、著名作家・劉暁波(リウ・シャオボー)をはじめとする活動家や記者の監禁、中国政府に批判的な外国人の入国拒否、独立を目指す動きを処罰する反分裂国家法などが同報告書には問題点として取り上げられた。IFJは中国政府に監禁されている記者の解放、メディアへの規制・抑圧の停止、昨年公表された新たな海外メディア取材規定の実行などを求めている。(翻訳・編集/KT)
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