<鳥インフル>感染した鳥3羽の死骸を海岸沿いで発見―香港

Record China    2009年2月1日(日) 22時25分

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2月1日、香港漁農自然護理署は1月29日と31日にランタオ島で発見された3羽の鳥の死骸から、鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。写真は08年12月、鳥インフルエンザが確認された香港の養鶏場で行われた処理作業。

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2009年2月1日、香港紙「文匯報」によると、香港漁農自然護理署(漁護署)は1月29日と31日にランタオ島(大嶼山)のシャーロー湾(沙螺湾)で相次いで発見された3羽の鳥の死骸から、鳥インフルエンザウイルス(H5型)が検出されたと発表した。中国新聞社が伝えた。

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漁護署は、シャーロー湾サッカー場そばの砂浜で29日に発見されたアヒルとガチョウの死骸は発見時すでに腐敗が激しかったと説明。31日に再び同じ砂浜でアヒル1羽の死骸が発見されたが、発見場所から周囲3km以内に養鶏場などはなく、付近の家から逃げ出した家禽類もないという。

現在、18人が医学監察を受けているが、香港衛生防護センターは鳥の死骸の発見者6人と死骸を回収し検査した職員12人を調査した結果、17人の健康を確認。残りの1人は26歳の運転手で、先月27日に発熱し呼吸器系の感染症状を示していたという。男性は29日に検体を検査機関に運ぶ際、死骸には触れていないと証言した。この男性が鳥インフルエンザに感染した可能性はきわめて低いと見られているが、なおも観察入院が続けられている。

3羽の死骸は遠方より漂着した可能性が高いと見られているが、公的機関に届け出をせず違法に飼われていた可能性も否定できないため、漁護署は家禽類を扱う農家や市場などに厳重な注意を呼びかけている。(翻訳・編集/本郷)

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