<続報>観光バス横転事故、現地旅行社のコスト削減に原因か―米国

Record China    2009年2月2日(月) 8時39分

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1月31日付の東方網は、米アリゾナ州で30日、中国人観光客を乗せた大型バスが横転し、少なくとも20数人の死傷者を出した事故を取り上げ、「米国の旅行社がコスト削減に走ったことに一因がある」と指摘する記事を掲載した。写真はグランド・キャニオン。

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2009年1月31日付の東方網は、米アリゾナ州で30日、中国人観光客を乗せた大型バスが横転し、少なくとも20数人の死傷者を出した事故を取り上げ、「アメリカの旅行社が観光客の安全を顧みず、コスト削減に走ったことに一因がある」と指摘する記事を掲載した。

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30日午後、米アリゾナ州の高速道路93号線を走行していた大型バスが中央分離帯に激突し、その衝撃でバスは横転した。乗客はいずれも中国人観光客。一部メディアの報道によると、少なくとも7人が死亡(うち1人はツアーガイド)、十数人が重軽傷を負ったとされているが、正確な人数は確認できていない。事故を起こしたバスには、同州北部にあるグランド・キャニオンでの1日ツアーに参加した観光客が乗っていたものとみられている。

記事は、「事故の責任は、ツアーを手配したアメリカの旅行社にある(バス運転手の証言)」と指摘。アメリカでツアーガイドをしている張(ジャン)さんは電話取材に応じ、「事故の背景には、現地旅行社が観光客の安全を顧みず、コスト削減に走ったことに一因がある」と無念さをにじませた。同旅行社が受託したのは規模が小さく、実績もさほどない地元企業という。「規模が大きい企業ほど価格が高い。最も安い地元企業を使ったのだろう。利益のみを追求すれば、同じような事故が繰り返される」と張さんは話している。(翻訳・編集/SN)

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