Record China 2009年2月1日(日) 18時33分
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1月30日、中国農村部の出稼ぎ家庭では、留守を預かる老人の80.9%が自分で働いて生計を立てていることがわかった。写真は南京郊外の農村。
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2009年1月30日、中国農業大学の調査によると、中国農村部の出稼ぎ家庭では、留守を預かる老人の80.9%が自分で働いて生計を立てていることがわかった。新華社が伝えた。
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中国農業大学人文・発展学院の葉敬忠(イエ・ジンジョン)教授は06年11月から2年にわたり、中国の農村で出稼ぎ家庭の留守を預かる老人について研究を行った。調査は出稼ぎ人口の特に多い安徽、河南、湖南、江西、四川の5省で、400人余りの老人を対象に行われた。
その結果、農村部では親を十分に養えない人が多く、また出稼ぎ農民も農村に残した家族を養うには経済的に限界があることがわかった。さらに、老人のいる家庭では病院代、農業の経費、交際費などの費用がかかり、子どもが出稼ぎに行くことで農業や孫の世話などを老人が負担することになり、結果的に老人の経済的負担も増えている。
葉教授は、子どもの出稼ぎから派生する一連の問題が留守を預かる老人の健康や生活に大きな影響をもたらしており、中国が高齢化問題や現代化農村の建設などに成功するためには適切な措置をとる必要があると指摘した。(翻訳・編集/中原)
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