<四川大地震>生き残った者同士で新家庭を!義理の家族間の結婚増える―四川省

Record China    2009年2月1日(日) 10時4分

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1月30日、昨年5月に発生した四川大地震で家族を失った者同士が結婚し、新しい家庭を築くケースが増えている。特に兄嫁と弟、兄と弟嫁といった家族間の結婚が目立つという。写真は北川チャン族自治県の被災地で元旦に行われた結婚式。

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2009年1月30日、昨年5月に発生した四川大地震で最も大きな被害を出した被災地の1つ、四川省綿陽市北川チャン族自治県の被災者は、大切な家族を失った悲しみから立ち上がろうとしている。揚子晩報が伝えた。

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北川チャン族自治県の被災者が暮らす最大の仮設住宅は綿陽市郊外にあるが、その住宅の周りにある壁には結婚相手を探す貼り紙であふれている。「仮設住宅の住民同士の結婚が最近増えた」と話すのは責任者の李さん。「地震で身内をなくした被災者同士が慰めあい、励ましあっているうちに恋愛感情が生まれるのは至極当然のことだ」と説明している。

「一緒に暮らそう」という言葉は被災者にとって特別な意味を持つ。突然夫や妻、子供を失った人々は新しい家庭を築くことで前に進もうとしているのだ。なかでも妻と子供を失った男性が妻の妹と結婚するケースや、兄が弟の嫁と、弟が兄の嫁と結婚するなど、身内同士の結婚が増えているという。(翻訳・編集/本郷)

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